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院長あいさつ


   
     
日本赤十字社の使命

わたしたちは、
苦しんでいる人を救いたいという思いを結集し、
いかなる状況下でも、
人間のいのちと健康、尊厳を守ります。 
   
 病院長 佐藤 智充 
       
       

 平素より日本赤十字社の活動に対してご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

私こと

 この度、清水良一 前院長の後任として令和341日より小野田赤十字病院の病院長ならびに併設の介護老人保健施設あんじゅの所長に就任いたしましたので、一言ご挨拶申し上げます。

日本赤十字社は1877年(明治10年)に西南戦争をきっかけとした博愛社を前身として誕生し、その約10年後に、明治政府がジュネーブ条約に加入したことから現在の日本赤十字社に改名されました。戦争による負傷者を敵味方なく救護する戦時救護から始まり、その後の福島県磐梯山の噴火に対する救護(世界初の平時災害救護のはじまり)、その後も数多くの戦時または平時災害救護を行って参りました。

 小野田赤十字病院も例外ではなく、災害救護班を常設し、私自身も東日本大震災・熊本地震・西日本豪雨災害の救護の任につきました。東日本大震災では荒廃した景色を目の当たりにすることで、私自身の中に災害医療の重要性を認識させる大きなインパクトを与えることとなり、その後NBCCBRNE)災害(核テロ・生物兵器テロ・化学テロ・放射線テロ・爆弾テロ)などのテロ災害を学び、また災害医療コーディネーターの資格も取得することとなりました。これからも日本赤十字社ならびに小野田赤十字病院は災害医療を続けて参りますので、一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 この文章をお読みになっておられる方々にとって、日本赤十字社 小野田赤十字病院の「価値」とは何でしょうか。「価値」または「ブランド価値」とは(職員も含め)全ての皆様方が当院に寄せる信頼と期待の総和であると思っております。当院は医師の人数も少なく、本格的に急性期医療に取り組むマンパワーはありませんが、質の高い高齢者医療や慢性期医療や介護を提供することによって、地域包括ケアシステムの中核を担う医療機関として存在したいと思っております。

 私が小野田赤十字病院に赴任して16年、副院長に就任して11年が経ちました。医療や介護を取り巻く環境は年々厳しさを増し、人口動態の変化や診療報酬・介護報酬の改訂、また周辺の医療機関などの外部環境も劇的に変化しつつある中で、医療機関、その中でもとりわけ当院のような公的医療機関は「変化」するスピードが極めて遅いといわざるを得ません。ダーウィンの進化論の中に、「強いものや賢いものが生き残るのではなく、変化するもののみが生き残るのである」と書かれています。私たちは破壊と創造を繰り返しながら、常にあらゆる事項の改善に取り組み、既存組織のガバナンスのあり方を根本から変え、社会課題を解決すると共に地域のニーズを捉え、多くの住民が必要とする良質のサービスを提供し続けなければなりません。

 企業は誰のものでしょうか。2000年代半ばに、株式会社に関して「株主のものである」と答えて、一躍有名になった投資家が居ましたし、確かに商法(会社法)上はその通りなのですが、当院は株式会社ではありません。むしろ、「企業は誰のものか?」という所有物としてではなく、「誰のためのものか?」を考える方が良いかもしれません。それでは小野田赤十字病院は誰のもの、または誰のためのものでしょうか。当然のことながら病院長の(ための)ものではありません。小野田赤十字病院は患者さんやそのご家族は勿論のこと、地域の医師会を始め、全ての医療・介護事業所、製薬メーカーや診療材料のメーカー、さらに職員一人一人やそのご家族など当院に関わる全ての人々や組織のためのものであり、いわば「公共財」であるわけです。それら全ての人々をステークホルダー(利害関係者)と表現します。まずは職員が働いて楽しいと思える病院を作り、それがその他のステークホルダーに良好な影響を与え、患者さんやそのご家族の満足度にも繋がり、その結果として最終的に経営面にも好影響を生み出すようなマネジメントが必要です。そのような病院が出来てこそ初めて、持続可能な医療機関になるものと考えており、今後早急にこれらのことに取り組んでいきたいと思っておりますので、今後も多くの皆様方のご指導とご協力をお願い申し上げます。

                        令和3年4月1日     病院長 佐藤 智充  
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